大阪大学
大阪大学大学院人間科学研究科 附属 未来共創センター
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第22回ジジェク研究会

日時:2025年5月24日(土) 13:00〜17:00
場所:Zoom(オンライン)
参加人数:15名

プログラム

1.    データベース・ミーティング:Less Than Nothing, Chap.4: Is It Still Possible to Be a Hegelian Today? ¶21-23【担当者|吉田尚史】
2.    ジジェク研究会:”ラカンの「想定論理」、あるいは何においてジジェクのラカン主義を認めるか(第二稿)”【発表者|原和之】

5月の研究会では、Less Than Nothingを題材としたデータベース・ミーティングとInternational Journal of Žižek Studies誌論文投稿にむけての研究発表がなされた。

データベース・ミーティングでは、吉田尚史氏(大阪大学)の司会のもと、Less Than Nothingの第4章を読み進めた。論点としては主に、ジジェク思想の連続性が検討された。
ジジェクは博士論文をもとにした著作である『もっとも崇高なヒステリー者 ラカンと共にヘーゲルを』におけるヘーゲル解釈のなかで、「遡行的遂行性」(La performativité rétroactive)という概念を導入している。ジジェクによれば、ヘーゲルの弁証法によって与えられる規定性は実定的なものではなく象徴的なものであるが、そのような規定が存在することは、事後的に〈既にそうであった〉というかたちにおいてのみ明らかになる。
近年の主著と目されるLess than Nothingの該当箇所においても、ジジェクはヘーゲルにおける「和解」(reconcilation)概念を、ある対立や葛藤の解決を示す概念ではなく、〈そもそもそうした対立は無かった(が、そのことは事後的に知られる)〉ということを明らかにする概念であると解釈している。研究会ではこうしたジジェク思想の通時的な連続性が改めて確認されたうえで、Less Than Nothingの独自性について議論がなされた。
研究発表では、原和之氏(東京大学)が、ヘーゲル、ジジェク、およびディーター・ヘンリッヒのヘーゲル解釈を手掛かりに、ラカンのいわゆる〈欲望の弁証法〉の過程を、ヘーゲルの反省論理と同型のものとして分析した。ジジェクが注目するヘーゲル論理学の〈前提の措定〉というアイデアは、現象の前提にある本質が、現象の後に遡及的に発生することを表現したものだが、原はこうしたヘーゲルの議論を、(ラカン的な意味での)主体が、自らの存在の前提となる〈他者〉の欲望を遡及的に想定することに対応していると指摘した。
ただし原はラカンにおいては、更に要求との「対峙」という問題があり、この点はラカンがヘーゲルの反省論理を補完する点であると同時に、ジジェクがヘーゲルだけではなくラカンをも自らの理論として必要としている理由ではないかと指摘した。
議論や実施内容の詳細は添付資料を参照のこと。

※科学研究費基盤B(23H00573)「スラヴォイ・ジジェク思想基盤の解明:ヘーゲル、ラカン解釈を中心に」研究代表者・野尻英一

イベント名:『九鬼周造の人間学:破綻と再建』合評会

文責:織田和明(情報科学研究科 特任助教)

活動日:2025年8月3日(日)

場所:大阪大学中之島センターセミナー室6E+オンライン

登壇者:

檜垣立哉(専修大学)

織田和明(大阪大学)

佐藤虎(専修大学)

髙橋悠(東京女子大学)

八杖春樹(立正大学)

共催:

大阪大学2024年度グローバル日本学教育研究拠点「拠点形成プロジェクト」:三木学の国際拠点形成――哲学的人間学の可能性、人類学と組合主義の交錯と広がり

大阪大学大学院人間科学研究科附属未来共創センター IMPACTオープンプロジェクト 哲学の実験オープンラボ

イベント参加人数:会場14人、オンライン19人(およそ)

2025年8月3日(日)に、大阪大学中之島センターとオンラインのハイブリッドで、大阪大学グローバル日本学教育研究拠点 月例ワークショップならびに大阪大学大学院人間科学研究科附属未来共創センター IMPACTオープンプロジェクト公式イベントとして『九鬼周造の人間学:破綻と再建』の合評会を開催しました。まず織田による著者解題から始まり、その後は専修大学の佐藤虎さん、東京女子大学の髙橋悠さん、立正大学の八杖春樹さんからのレビューと質問、織田からのコメントがあり、そして最後には専修大学の檜垣立哉先生、そして参加者全体で総合討議を行いました。

佐藤さん、髙橋さん、八杖さんからはいずれも的確にそして議論を拡張するように、レビューと質問をしていただきました。次世代を担う若手の方々とこのような議論を交わせたことは著者としては大きな幸福でした。総合討議では檜垣先生、そして会場のみなさまから、とても重要なコメントや質問をいくつもいただきました。本当に著者冥利に尽きます。

全体を通じて九鬼周造の哲学を研究する上で大切なことがいくつも見えてくる合評会になったと思います。すべてご参加いただいたみなさまに感謝を申し上げます。

第21回ジジェク研究会

日時:2025年4月19日(土) 13:00〜17:00
場所:Zoom(オンライン)
参加人数:14名

プログラム

データベース・ミーティング:Less Than Nothing, Chap.4: Is It Still Possible to Be a Hegelian Today? ¶19-21【担当者|三重野】

ジジェク研究会:高橋一行 “Does the Concept of “Less Than Nothing” of S. Žižek Come from Hegel’s Logic ?”【発表者|高橋一行(論文第一稿発表)】概要報告

4月の研究会では、Less Than Nothingを題材としたデータベース・ミーティングとInternational Journal of Žižek Studies誌論文投稿にむけての研究発表がなされた。

データベース・ミーティングでは、三重野清顕氏(東洋大学)の司会のもと、Less Than Nothingの第4章を読み進めた。論点としては主に、次の二点が検討された。
まず、ジジェクが繰り返し引用しているフランスのヘーゲル研究者、ジェラール・ルブランのヘーゲル解釈を検討し、ヘーゲル・ルブラン・ジジェクの三者の関係を整理した。
次に、ジジェクがヘーゲル(主義)とマルクス(主義)の関係についてどのような見解を持っているかが議論された。ジジェクは一般的なヘーゲル主義(〈矛盾なる二つの立場を強制的にまとめあげて一つのものにする〉)を絶えず批判し、〈矛盾の解決が既に起こっていることに気づくこと〉をヘーゲルの立場として提示する。その一方で、批判対象である一般的なヘーゲル主義やマルクス主義は紋切り型という印象が否めず、ジジェクがどのような意味で・どの程度ヘーゲルやマルクスの立場に近いと言えるかは議論の余地があることが確認された。

研究発表では、高橋一行氏(明治大学)から、ヘーゲル論理学をジジェクの「無以下の無」(less than nothing)を援用しつつ検討する発表がなされた。高橋氏によれば、ヘーゲルの存在論においては存在と無に先立つ「無以下の無」と呼べるものが機能しているが、ジジェクのヘーゲル解釈はこれを強調するものとして理解できる。高橋氏はジジェクを参照しつつもヒッグス粒子の理論や西田幾多郎の絶対無の概念、および日本のヘーゲル研究の歴史などを参照しながら、「無以下の無」を基とするヘーゲルの存在論を再構成した。

議論や実施内容の詳細は添付資料を参照のこと。

※科学研究費基盤B(23H00573)「スラヴォイ・ジジェク思想基盤の解明:ヘーゲル、ラカン解釈を中心に」研究代表者・野尻英一

文責|客本敦成(比較文明学)

Philosophy of Technology and Imagination

文責:織田和明(情報科学研究科 特任助教)

活動日:2025年5月19日(月)、20日(火)

場所:人間科学研究科東館106教室(19日)、東館303教室(20日)+オンライン

登壇者:

Dario Vuger/University of Osijek

Kyakumoto Atsunari/The University of Osaka

Camille Hervé/The University of Montpellier

Krešimir Purgar/University of Osijek

Ishinaga Yuichi/The University of Osaka

Takano Yasuo/Osaka Metropolitan University

Cao Simin/The University of Osaka

Oda Kazuaki/ The University of Osaka (Organizer)

共催:

大阪大学大学院人間科学研究科附属未来共創センター IMPACTオープンプロジェクト 哲学の実験オープンラボ

生活の思想研究会

イベント参加人数:計18人

2025年5月19日(月)と20日(火)に大阪大学大学院人間科学研究科とオンラインのハイブリッドで研究会「Philosophy of Technology and Imagination」を開催しました。20日はニコラ・プリニョ先生(ベルギー・サン=リュック芸術高等学院、ブリュッセル自由大学)による特別講演会:The machinic ontogenesis: reflexions on the productivity and pragmatism of machines in Felix Guattari’s Chaosmosisも併催されました。研究会ではヨーロッパと大阪の研究者たちが技術と想像力をテーマに日欧のさまざまな哲学を参照しながら2日に渡って縦横無尽に論じました。

研究発表は科学技術とSF的想像力、サーバースペース論、日本哲学と文学、フレンチ・エピステモロジー、日本文学と現代哲学、現代中国映画とジジェク、グラフトン・タナーの思想と、技術と想像力を軸としつつも内容は多岐にわたりました。いずれのトピックも興味深く、ディスカッションも大変充実したものとなりました。

当日は現地、オンライン合わせて18人もの方にご参加いただきました。みなさまのご協力に心より感謝申し上げます。

ニコラ・プリニョ先生による特別講演会:The machinic ontogenesis : reflexions on the productivity and pragmatism of machines in Felix Guattari’s Chaosmosis

文責:池田信虎(大阪大学 大学院 博士後期過程)

活動日:2025年5月20日(火曜日) 13:00~18:20

場所:大阪大学 吹田キャンパス 人間科学研究科棟 東館E303号室

登壇者:

近藤和敬(大阪大学)

ニコラ・プリニョ(Nicolas Prignot) (ベルギー・サン=リュック芸術高等学院教授、ブリュッセル自由大学研究員)

主催:大阪大学大学院 人間科学研究科 近藤研究室

フランス・エピステモロジー研究会

共催:哲学の実験オープンラボ・大阪大学大学院 人間科学研究科附属未来共創センター

併催:Philosophy of Technology and Imagination

協力:田中佑樹(村上研究室)

イベント参加人数:15人 (内、オンライン3人)

2025年5月20日(火曜日)、大阪大学 吹田キャンパス 人間科学研究科棟 東館 E303号室にて、「ニコラ・プリニョ先生による特別講演会:The machinic ontogenesis : reflexions on the productivity and pragmatism of machines in Felix Guattari’s Chaosmosis」を開催しました。当日は大阪大学の近藤和敬先生にもご講演をお願いし、プリニョ先生、近藤先生、そしてご来場のみなさまと一緒に積極的な意見交換を行いました。イベントの後半では研究会「Philosophy of Technology and Imagination」と合流し、更に多様な研究領野の方々との国際的な研究交流の場となりました。

現代思想研究会 2024年11月-2025年4月 活動報告

活動日|2024年11月6日、13日、25日、12月19日、2025年2月5日、3月24日、4月11日
文責|客本敦成(比較文明学)

 2024年11月は、10月に予定されていたものの延期になっていた研究発表を2件おこない、定期報告を1件おこなった。また勉強会として、ジャック・デリダ『アデュー』の読書会をおこなった。
 11月6日には、布施哲朗氏と池田信虎氏による研究発表をおこなった。
布施氏の発表はエマニュエル・レヴィナスの『全体性と無限』における享受概念を扱うものであった。近年の自我論に注目する研究動向を踏まえつつも、享受概念を単に対象に没頭することではないものとして解釈することで、自我論の別の側面が示された。
 池田氏の発表はガストン・バシュラールとジョルジュ・カンギレム、およびミシェル・フーコーの比較を追うことで、「合理性」という論点が浮かび上がることを示すものであった。三者による理性および合理性の位置を比較することで、特にバシュラールの合理性概念の位置のユニークさが明らかになった。
 11月7日には、客本敦成(大阪大学)による研究発表をおこなった。ジャック・ラカンが提示する「ラメラの神話」を欲動論として分析することで、言説の水準ではなく、身体器官の水準でラカン的な主体性を提示できることを示した。
 11月25日には、ジャック・デリダのレヴィナス論『アデュー』の読書会をおこなった。レヴィナス研究者の藤本崇史氏(早稲田大学)と松村健太氏、デリダ研究者の小川歩人氏および櫻田裕紀氏(早稲田大学)にも参加していただき、デリダによるレヴィナス解釈から、両者の問題意識の違いや重なりがどのようなものであるか、議論された。

 12月19日には、曹思敏氏と板野文記氏による研究発表をおこなった。
 曹氏の発表は、日本と中国における男性同性愛表象の作品(日本の「ボーイズ・ラブ」、中国の「耽美」)を、ジャック・ラカンおよびスラヴォイ・ジジェクの精神分析理論を援用しながら検討するものであった。理論的考察と作品分析の関係など、内容だけでなく、方法論や議論の構成についても話題が及んだ。
 板野氏による発表は、アンリ・ベルクソンの「社会」についての議論を、ベルクソンの諸著作を横断しながら検討するものであった。『笑い』を出発点としつつ、『意識に与えられたものについての試論』などの他の著作も検討することでベルクソンの議論を整理し、ベルクソンの「社会学」を提示することが試みられた。

 2025年2月5日には、池田信虎氏と林宮玉氏による研究発表をおこなった。
 池田氏の発表は、フランス・エピステモロジーの研究者であるAnastasios Brennerの諸著作についてのサーヴェイ発表であった。Brennerはオーギュスト・コントやアベル・レイといった、いわば「前史」からフランス・エピステモロジーの歴史を描きつつ、同時に英語圏やドイツ語圏の議論との対応関係を指摘する研究者である。池田氏はBrennerの様々な研究を要約したうえで、エピステモロジーがそなえる哲学との緊張関係の検討を今後の課題として指摘した。
 林氏の発表は、ジル・ドゥルーズの『ザッヘル・マゾッホ紹介』の分析であった。林氏は、20世紀を代表するヘーゲル研究者であるジャン・イポリットのフロイト論におけるdénégation概念を、ドゥルーズが意味をずらして使用していることを指摘しつつ、両者がいずれもこの概念をヘーゲル哲学に結び付けながら議論を展開していることを指摘した。そのうえで、ドゥルーズの「法」についての考察が、ラカン的な「父の名」についての議論を欠いているのではないかという疑問を提示した。

 3月と4月には、日本学術振興会特別研究員への応募にかんする活動をおこなった。
 まず3月4日には、池田信虎氏による、特別研究員PD応募書類についての報告をおこなった。他大学からの参加者も積極的に議論に参加し、有意義な情報交換をおこなうことができた。
 また4月11日には、コメンテーターとして小川歩人氏(日本学術振興会特別研究員PD、元日本学術振興会特別研究員DC2)をお招きし、山本昇弥氏(大阪大学)と雪丸温翔氏(大阪大学)を報告者としたうえで、応募申請書の検討会をおこなった。こちらも充実かつ綿密なコメントがなされ、充実した検討が行われた。

横田祐美子氏講演会「プレリュード・ノン・ムジュレ――わたしの哲学」

活動日|2月13日

開催場所|大阪大学吹田キャンパスE106教室+Zoom
参加人数|50名(Zoomでの参加者を含む)

内容報告|
2025年2月13日に、横田祐美子氏(横浜美術大学)の講演会をおこなった。本講演会は「ポストヒューマンにおける人間の基礎研究」プロジェクト(2024年度「大阪大学学際融合を推進し社会実装を担う次世代挑戦的研究者育成プロジェクト」共同研究採択)を主催とし、大阪大学未来共創センター附属「哲学の実験オープンラボ」を共催としたイベントである。
 本講演会で横田氏は、ジャン・リュック・ナンシーのデカルト解釈を参照しつつ、固定的ではない「わたし」概念の提案をおこなった。ナンシーはデカルトの論じる「われ」が、デカルトが文章を書くときにのみあらわれることに注目しているが、横田氏はナンシーの議論を受けて、エッセイの執筆や音楽の演奏といった、いわゆる「自己表現」において、そのたびごとに「おばけ」のように存在が不安定な「わたし」が現れると主張した。
講演会後の質疑応答では、主に哲学分野からの質問が相次いだ。たとえば、「わたし」は存在が不安定であるだけに、それを強調することは、ある種の精神病理的な現象においてそうであるように、人間の生存を脅かすことになるのではないかという疑問が示された。これに対して横田氏は、「わたし」は、単にそれ単体で存在するものではなく、むしろある程度固定的な主体を前提としつつも、そこに取り込みきれないものとしてあらわれるものであると応答した。
 ほかにもデリダとナンシーの政治性の違いが横田氏によってコメントされたほか、「わたし」と他者の関係についても議論がなされた。ナンシーのデカルト解釈という、高度に専門的な議論から出発しつつも、都度個人の具体的な経験に差し戻しながら議論を進めることができた。

美馬達哉氏講演会「傷つく身体から拡張する身体へ —ポストヒューマン時代における—」

活動日|2月10日

開催場所|大阪大学吹田キャンパスE106教室
参加人数|15名

内容報告|
 2025年2月10日に、美馬達哉氏(立命館大学)の講演会をおこなった。本講演会は「ポストヒューマンにおける人間の基礎研究」プロジェクト(2024年度「大阪大学学際融合を推進し社会実装を担う次世代挑戦的研究者育成プロジェクト」共同研究採択)を主催とし、大阪大学未来共創センター附属「哲学の実験オープンラボ」を共催としたイベントである。
 本講演会で美馬氏は、氏の著作『脳のエシックス 脳神経倫理学入門』(人文書院)で展開されたカトリーヌ・マラブーの神経科学に対する批判的分析、および氏の専門分野である神経科学の議論を手掛かりに、世界の中で様々なひとやものと関わりながら展開していく過程として身体を位置づけるという、身体についての基礎理論を提案する内容であった。美馬氏は講演会の後半では、現在の「傷」概念が個人の内面に基づいた概念であることを指摘し、むしろ「傷」を、社会構造と身体の関係において分析する必要があると述べた。
 講演会後の質疑応答では、様々な観点からの質問がなされた。たとえば、美馬氏の理論においては(マラブーが主題的に論じていた)「主体」概念が不在になっているのではないかという疑問が示された。美馬氏はそれを肯定したうえで、「主体」概念無しで身体についての理論を構築することは可能であり、課題としても重要であると応答した。
 ほかにも氏の理論がフリードリヒ・ニーチェの思想と親近性があるのではないかという指摘があったほか、あるいは心理臨床における「レジリエンス」概念との関係についての質問もなされた。総じて、狭義の哲学・思想に閉じない、学際的な議論が行われたといえる。

「台湾 國立政治大學 教授 /中央研究院中國文哲研究所所員兼所長 黃冠閔先生 特別講演会」活動報告

文責:池田信虎(大阪大学 大学院 博士後期過程)
活動日:2025年3月4日(火曜日) 14:00~17:00
場所:大阪大学 吹田キャンパス 人間科学研究科棟 東館106号室
登壇者:
黃冠閔 (台湾 國立政治大學 教授 /中央研究院中國文哲研究所所員兼所長)
主催:大阪大学大学院 人間科学研究科 近藤研究室
東アジアシェリングネットワーク
フランス・エピステモロジー研究会
共催:哲学の実験 オープンラボ・大阪大学大学院人間科学研究科附属未来共創センター
三木学の国際拠点形成―哲学的人間学の可能性、人類学と協同主義の交錯と広がり
イベント参加人数:15人
2025年3月4日(火曜日)、大阪大学 吹田キャンパス 人間科学研究科棟 東館106号室にて、台湾より黃冠閔先生をお招きし、「台湾 國立政治大學 教授 /中央研究院中國文哲研究所所員兼所長 黃冠閔先生 特別講演会」を開催しました。発表のタイトルは「A Contemporary Approach to the Concept of Life in Spinoza」で、黄先生には今日におけるスピノザの生命概念について、最新の知見を元にお話していただきました。当日は会場にいらっしゃった皆様と活発なディスカッションを行い、今後の国際研究協力に向けて非常に有意義な機会となりました。

「ワークショップ エピステモロジーの明日へ」活動報告

文責:池田信虎(大阪大学 大学院 博士後期過程)
活動日:2024年12月21日(土) 14:00~16:50
場所:大阪大学 吹田キャンパス 人間科学研究科棟 東館106号室
登壇者:
近藤和敬(大阪大学)
宇佐美達朗(鹿児島大学)
池田信虎 (大阪大学)
石長佑一 (大阪大学)
上野 隆弘 (大阪大学)
主催:科研費 研究活動スタート支援「フランス・エピステモロジーにおける誤謬概念の研究 」(研究代表:上野隆弘、課題番号:23K18606)
共催:哲学の実験 オープンラボ・大阪大学大学院人間科学研究科附属未来共創センター
イベント参加人数:18人
2024年12月21日(土曜日)、大阪大学 吹田キャンパス 人間科学研究科棟 東館106号室にて、「ワークショップ エピステモロジーの明日へ」を開催しました。当日は司会を大阪大学の近藤和敬先生にお願いし、コメンテーターとして鹿児島大学の宇佐美達朗先生をお招きする形で、大阪大学の若手エピステモロジー研究者三名、池田信虎、石長佑一、上野隆弘が研究発表を行いました。日本のみならず、世界的にも解明が待ち望まれている20世紀フランス科学認識論=エピステモロジーの解明に向けて若き新進気鋭の研究者たちがその道の先達である近藤先生・宇佐美先生、両名との有意義な研究交流を行った有益な会でした。また、ご参加いただいた皆様との議論も盛り上がり、とても貴重な機会となりました。