「ラカンと現代社会」研究会 7月活動報告
活動日:7月7、21、29日
7月の研究会では、ブルース・フィンクの著書『「エクリ」を読む』の第5章と第6章を読みました。第6章では『エクリ』の解釈からセミネール『アンコール』の解釈への主題が移り、後期ラカンの重要なテーマである「享楽」についての議論がなされました。
フィンクの議論の重要性を理解しつつも、最終的にはわれわれ「ラカンと現代社会」研究会なりのラカン解釈をもつことを目指すという結論に至ることができたのではないかと思います。
8月からはいよいよラカン本人の著作(セミネール)の読書会に移ります。