第31回ジジェク研究会
第31回ジジェク研究会
日時|2026年3月21日(土) 13:30〜17:00
場所|対面(大阪大学吹田キャンパス)+Zoom(オンライン)
参加人数|16名今回のジジェク研究会では、①研究総会、および、②日本ヘーゲル学会シンポジウム予行をおこなった。
まず研究総会では、今年度の活動成果が確認されたうえで、次年度以降の活動についての企画が共有・検討された。
次にシンポジウム予行では、6月20日の日本ヘーゲル学会第37回研究大会シンポジウム「ヘーゲルとジジェク」を見据え、野尻英一(大阪大学)によるオープニング・リマークののち、3名の発表および1名の特定質問がおこなわれた。
研究発表として、高橋一行(明治大学)「ジジェクの主張はヘーゲル読解に資するか」、飯泉佑介(福岡大学)「ジジェクのポスト/ヘーゲル主義――「ヘーゲル的反復」から「ヘーゲルを超えるヘーゲル」へ」、原和之(東京大学)「『精神現象学』の「彼方」と「手前」:ヘーゲルとラカン」の、計3件の発表がおこなわれた。またこれらの発表後に、高橋若木(大正大学)による特定質問がなされた。
研究発表および特定質問を通じて、ジジェクによるヘーゲル・ラカン解釈の意義と限界が明らかになると同時に、ジジェクを踏まえたうえで、再度ヘーゲルとラカンの関係を考察するにあたっての課題が示された。とりわけ、ヘーゲルの『論理の学』と、ラカンのいわゆる「欲望の弁証法」の関係は、今後考究すべき課題として共有された。※科学研究費基盤B(23H00573)「スラヴォイ・ジジェク思想基盤の解明:ヘーゲル、ラカン解釈を中心に」
研究代表者・野尻英一
文責|客本敦成(比較文明学)
