大阪大学
大阪大学大学院人間科学研究科 附属 未来共創センター
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第3回「ラカンと現代社会」研究会報告

文責:客本敦成(社会学系・比較文明学)

5月26日(木)
参加者4人
今回の研究会では、ブルース・フィンクの著書『「エクリ」を読む』の第2章前半部を読みました。フィンクによると、ラカンによるフロイトの第一局所論と第二局所論の読解は独創的なのですが、その意味するところがよく分からなかったので、参加者でゆっくり議論しました。
またメンバーの藤井康子さんに、アメリカの非ラカン派の精神分析家、ナンシー・マックウィリアムズについての報告をして頂きました。ラカン派であるフィンクと比較しながら議論しました。
次回も引き続き、『「エクリ」を読む』の第2章後半部を読み進めます。次回は6月2日15時10分から、対面とオンラインのハイブリッドで行います。