第2回「ラカンと現代社会」研究会報告
文責:客本敦成(社会学系・比較文明学)
5月19日(木)
参加者4人
今回の研究会では、ブルース・フィンクの著書『「エクリ」を読む』の第1章後半部を読みました。ラカンによる強迫症の症例の理解が難しく、色々な解釈を加えながら読み進めていきました。
また、メンバーの藤井康子さんに「分析家の「謎めいた欲望/enigmatic desire」(あるいは分析家の欲望)が精神分析において果たす役割について」という報告をして頂きました。こちらも<他者>についての重要な論点を扱っており、議論が様々になされました。
次回も引き続き、『「エクリ」を読む』の第2章前半部を読み進めます。次回は5月26日15時10分から、対面とオンラインのハイブリッドで行います。