第1回「ラカンと現代社会」研究会報告
文責:客本敦成(社会学系・比較文明学)
4月28日(木)
参加者4人
今回の研究会では、ブルース・フィンクの著書『「エクリ」を読む』の第1章前半部を読みました。「転移」と「<他者>」をキーワードに、ラカン派の臨床実践における「想像的なもの」と「象徴的なもの」の区別が論じられています。特定のパーソナリティをもたない「<他者>」とは何者なのかを巡って、参加者の間で議論がなされました。
次回も引き続き、『「エクリ」を読む』の第1章後半部を読み進めます。次回は5月12日15時10分から、対面とオンラインのハイブリッドで行います。