「現代思想におけるハイデガー研究会」二月活動報告
文責:葛西李成(社会学系・比較文明学)
活動日:2/7、2/14、2/21、2/28
二月の研究会では、マルティン・ハイデガー『存在と時間』の序論「存在の意味への問いの提示」を扱いました。既存の哲学史への批判を交えながら徐々に現存在の存在へと照準を合わせていくハイデガーの歩みに連れ添いながら、丁寧に解釈を進めることができたと思います。また、ギリシア哲学やドイツ観念論からの影響や、サルトル・レヴィナス・デリダ・ラカンらとの対応関係などについても充実した議論ができました。来月も引き続き、『存在と時間』を読み進めていく予定です。