大阪大学
大阪大学大学院人間科学研究科 附属 未来共創センター
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「現代思想におけるハイデガー研究会」三月活動報告

文責:葛西李成(社会学系・比較文明学)
活動日: 3/7、3/14、3/21、3/28
三月の研究会では、マルティン・ハイデガー『存在と時間』の第一編第三章「世界の世界性」までを扱いました。「存在の意味への問い」から導かれていく現存在の分析論を読み進めながら、『存在と時間』の主要概念の一つである「世界=内=存在」について多くの議論を交わすことができました。当時の哲学・生物学・精神医学などの知見を踏まえつつも、よりテキストそのものに根差した読解を進められたと感じています。来月も引き続き、『存在と時間』を読み進めていく予定です。