「ラカンと現代社会」研究会 3月活動報告
文責:客本敦成(社会学系・比較文明学)
活動日:3月6、13、20、27日
3月の研究会では、引き続きラカンのセミネール『精神分析の四基本概念』の第Ⅵ講を読みました。今回で第Ⅵ講を読み終えました。
第Ⅵ講は『精神分析の四基本概念』のなかでも微妙な位置づけにある回で、「眼差し」というラカンにとって重要な概念がフォーカスされています。しかし精神分析の再考という『精神分析の四基本概念』の問題設定にとってこの概念がどのような意味を持つのかは明らかではないため、メンバーのなかで議論をおこないました。
4月以降も『精神分析の四基本概念』を読み進めます。