人類学基礎勉強会 12月活動報告
文責:松木貴弥(共生学系・共生の人間学)
活動日:12月6日、13日
引き続き、クロード・レヴィ=ストロース『野生の思考』(1962)の読書会を行いました。第一章「具体の科学」の終盤部においてレヴィ=ストロースが分類している美術(「西洋の造形美術」・「いわゆる未開美術ないし原始美術」・「応用美術(工芸)」)やその創作の過程について、具体例を用いつつ参加者間で議論し、内容の理解を深めました。
20日は都合により活動を行わなかったため、「具体の科学」が数ページ残っています。1月は、「具体の科学」を読み終えたのち、人類学の基礎知識を学ぶテクストを読み進めつつ、哲学の文脈において人類学がどのように受容されてきたのかについても検討していきます。