「フリードリンクNo.3」 報告書
報告者:ふうか
【当日の様子】
・日時:2022年10月2日(日)10:00~16:00
・場所:グローバルビレッジ津雲台 コミュニティラボ
・参加者:40人(+ドリンクは飲まずに興味を持ってくれていた人も数人)
・学生側の参加者:8人
内訳:主催:「さぽちむ」(報告者が代表を務める学生チーム)
協力:大阪大学コーヒー愛好会
・チップ:400円
*本活動においては、ボランタリーを主軸としながらも、継続を目指すためにチップという形で、活動資金を募っている。
午前中は、事前に予約してくれていた留学生がほとんどを占めていた。留学生との会話の中では、地域の中のおすすめの場所(特に飲食店)についての関心が高いことや、ルームメイトや留学生同士の交流はあるが、日本人とのかかわりがないこと、そして関わりたいと思っていることなどのニーズを発見した。中には、日本語を上達させたいがために、できるだけ同郷同士で固まらないようにしている、というほど、日本語で話す機会を求めている留学生がいることも分かった。
お昼から午後にかけては、申し込みをしていないにもかかわらず、飛び込みで参加してくれた方が多く来られた。留学生の他にも、これまでのフリードリンクにも参加してくださっていた親子連れや、新しい顔ぶれも見られた。また、今回は初めてシニアの方にも関心を寄せていただいた。
イベント中には、これから「さぽちむ」に開催してほしいことや、今困っていることなどを聞くこともできた。
【感想・次回への意気込み】
本イベントでは、同形式の前回のイベントでの反省点を踏まえ、参加者の人数を絞り、よりゆったりとコミュニケーションを楽しむことができた。限られた時間ではあるものの、尋ねてくれた人々と、大学生が、それぞれのペースで語り、グローバルビレッジ津雲台の住民のニーズを知ることができた。その中でも、特に印象に残ったのは、留学生の日本語を用いた日本人との交流意欲の高さと、寮以外の住民の留学生との交流意欲の高さだ。これらのニーズはマッチしているにも関わらず、未だ達成されていない課題となっている。この二つの架け橋を今後どのように築いていくのかが、私達の目標だ。
さらに、私個人としては、何度も参加してくれている小さな子どもたちが、会うたびに少しずつ、しかし急激に成長を遂げていることに驚いた。学生プロジェクトとして実施した際にも記載したが、大学生は次世代を育てる直前の世代であるにもかかわらず、小さな子どもたちと関わる機会に乏しい。育児のイメージが付かないままに妊娠・出産を迎えることもそう少なくないと感じる。この場が一つ、大学生側にも人生設計を考えたり、人とのコミュニケーションを考える場になることを切に願う。
次回は10/22に、子どもたち向けのプレゼンイベントを企画している。今後もグローバルビレッジ津雲台というコミュニティにとって「ちょうどいい」関わり方と、それぞれの住民にとって「ちょうどいい」コミュニケーションを紡いでいきたい。
以上。