ネットラジオ放送、始めました。Radio PiXOL 第0回パイロット放送。
大阪大学未来共創センター「哲学の実験オープンラボ」は、実験的ネットラジオ放送局 Radio PiXOL(レィディオ・ピクソル)を開設します。番組「テツガクシャの御用聞き」としてスタート。2022年度は<テツガクと私>編。5/12にパイロット放送を行いました。
【第0回パイロット放送内容】
●Radio PiXOLでこれからやりたいこと
その人と哲学とのかかわり、哲学にどんな興味を持っているか、哲学に期待すること、などをテーマにしていく。哲学を学びたい中高生や社会人の参考になれば。2021年度<テツガクと私>編では、哲学を実際にやっている人をゲストに「どうしてテツガクをやることになったのか、テツガクをやってどんな人生になったか?」などを対話してみる。
●メインキャストとファシリテーターの自己紹介
メインキャスト「野尻センセイ」=専門はドイツ近代哲学(ヘーゲル、観念論)。最近は社会理論・精神分析・表象文化論に手を広げている。サブカルチャーを超真面目に論じたり、発達障害も哲学的に扱う。
ファシリテーター「ともちゃん」=専門は経営学。大学院の「社会理論特講」授業でセンセイと知り合う。元エンジニアで現在は経営デザインの領域で対話に関する研究を行う。修士1年時より「哲学対話」の実践を続けている。
●高校生にも聞いてもらいたい
日本の高校までの教育では「哲学」はないので、高校生にとって「大学」や「哲学」はよく分からないものとなっている。それが分かるようにしたい。
●一般人にとって哲学は何かむずかしい話?
そもそも哲学は「対話」だった。ソクラテスの対話をプラトンが書き残したおかげで残ったけど、書物になってしまった。書物を読むかたちでの哲学の訓練も大事。対話を通して生きていくなかでの経験と哲学の書物の中身を結びつけることもできる。それが哲学研究室で起こっていること。
●野尻センセイのあだ名決め
哲学対話のルールは、あだ名で呼び合うこと。野尻センセイのあだ名は「のじにい」に決定。次回は、6月9日(木)21:00〜。
お見逃しなく!
放送についての最新情報はRadio PiXOL Twitterで。
https://twitter.com/radiopixol