大阪大学
大阪大学大学院人間科学研究科 附属 未来共創センター
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障害者の防災講習会と交流会


「めげない!くじけない!あきらめない!」
2月1日(日)13:30〜15:30、福知山市身体障害者相談員会主催による「障害者の防災研修会と交流会」が、京都府福知山市総合福祉会館にて開催されました。
当日は、身体・知的・精神障害のある方々やそのご家族、自主防災ネットワークの方々、市職員など、約45名の方が参加しました。
はじめに、福知山公立大学の大門准教授より、『星の王子さま』の一節「本当にたいせつなことは、目に見えないんだよ。」を引用しながら、目に見えないからこそ、みんなで考える必要があることについてお話がありました。あわせて、能登半島地震の事例を紹介しつつ、障害当事者やその家族が避難時にどのような困難に直面するのかについて、具体的な説明がなされました。
その後、参加者は6班に分かれ、「クロスロード」を行いました。クロスロードは、京都大学の矢守克也教授らが開発したカード型の防災教育教材で、カードに書かれた事例を自分ごととして考え、YESかNOかで意思表示をしながら、参加者同士で意見交換を行うゲーム形式の教材です。重要なのは正解を導くことではなく、さまざまな立場や状況を想像しながら、問題について考える点にあります。
ここでは、聴覚障害のある方を想定した設問と、避難所スタッフにとって対応が難しい薬の管理に関する設問を取り上げ、参加者全員で考えました。どの班でも議論は活発に行われ、問題を通して多様な状況や立場を想像しながら、非常に有意義な意見交換がなされました。
 特に印象に残ったのは、参加者の方から「めげない!くじけない!あきらめない!」という言葉が出てきたことです。避難所生活における困難な場面を想定した内容ではありましたが、その方は、日頃から「めげない!くじけない!あきらめない!」という思いで生活していると語られていました。